特集・新作家主義/反作家主義
1《Mura-Ken
Movies/村上賢司全作品上映》9作品5プロ
A(57min)
『ななおく』1988/8mm/10min
監督●村上賢司 出演●矢島敏、田中祥貴、丸山祥一
■リズム感が生まれつきなくて、バンド活動を断念した私は、ギターを8ミリカメラに持ち替えて、とりあえず思ったことを叫んでみた。“映画”が少しだけ近くなった気がした。たぶん処女作です。
『観音菩薩・母光』1992/8mm/47min
監督●村上賢司 出演●村上家の人々 音楽●大塚博晃(ボリビアンロッカーズ)
■高崎観音が遠望できる自宅の屋上に、大きな鏡と母親を残して、そこから私は8リカメラを持って、歩いて高崎観音まで行く。その間ずっと、携帯電話で母親に自分のことを語り話しかける。それが、次々と映像化されていく。観音像の最上部に達した私はそこで、母の光を見る。
B(55min)
『水心』1994/8mm/55min 監督●村上賢司 出演●村上家の人々
■実家が新築され、父親が自慢していた、おいしい水が飲めなくなった。私は澄み切った水を求めて川の上流を目指す。水源にたどり着いた私は自分自身の祖先のことを想う。“死”が私を襲う!そして私は走る!海へ!ポストダイレクトシネマの傑作。破壊したカメラが合計7台!
C(86min)
『原色バイバイ』1995/8mm/84min
1995年イメージフォーラム・フェティバル入賞 監督●村上賢司
出演●矢島裕子、村上家の人々 協力 矢島敏、しまだゆきやす
■私は片思いをひきずって故郷高崎に帰る。そこは原色。回想するのは、お酒を飲み、おどけるように告げた恋心。駅の改札で「さよなら」する私。彼女の原色のジャンパーが遠くに見える。想いは再び、過剰な告白となって、高崎から発信される。疾風怒涛の84分!
D(41min)
『月の裏側を走る』1995/8mm/35min 監督●村上賢司 出演●小野みねり
■以前、つきあいが会って、今はもう会えない女に、いつか話したはずの私の過去達、例えば童貞喪失のことをもう一度語る。それらは私の肉体的な記憶となって、今でもはっきり残っている。タイトルは“狂気”を意味する。
『カスバから』1995/8mm/3min 監督●村上賢司
■8ミリカメラを持って、私は高崎から、新宿に戻る。撮影される情景にすべて、私のコメントが同録される。
『はちおく』1996/8mm/3min 監督●村上賢司
■実家での、ねっとりとして、しかしギラギラした時間を自分の肉体を使って表現した。
E(28min)
『夜の性質』1998/8mm/3min 監督●村上賢司
■何もすることがない夜はAVを観る!それがダメなら自転車に乗り、そして歌う!
『俺に冷たい星』1999/8mm/25min 2000年高崎映画祭・招待
監督●村上賢司 出演●村上家の人々
■“生まれる”ことは“失う”こと。そんな私の想いをダイレクトに表現した作品。キラリとした映像は私の気持ちとピタリとフィットして、ノイズが共鳴する。
2《Strawberry
A
Go
Go!
栗林忍作品集》5作品1プロ(全50min)
『おいた』1998/8mm/3min
監督・出演●栗林忍
イメージフォーラム入所第1作品。サイレント作品。
■「おいた」と言う言葉には、懐かしく、甘く、そして、ほんの少しエロチックな響きがある。その言葉から、親に「食べ物を粗末にしてはいけません。」と躾けられた子供か、午後3時おやつに時間に思い付いた、幼稚で下らない妄想を、大きくなって、実現できるようになったので、カメラで撮ると言う理由付けをして、本当に、“おいた”してしまったのです。
『スパーク・ストロベリー・スパイダ−』1998/8mm/4min
監督・撮影・出演●栗林忍 撮影●本田隆一、和倉義樹、佃美奈江
協力●しまだゆきやす
1999年ゆうばり国際冒険ファンタスティック映画祭オフシアター部門入選作品
■道路の白線の上を恐る恐る歩いている。そこから落ちると地獄に落ちてしまうのです。にもかかわらず、白線を踏み外し、地獄へ真っ逆さま。恐怖で、私は夢から目覚めます。そんなヘンテコな夢をみた朝は、その夢の残りがただよっていて、目覚めた後もヘンテコな事が起こるのです。 幼い頃は自分でジンクツを決めその中で、真剣に悩んだり、恐怖を感じたりしていた。久しぶりに、その感覚を思い出し、とても懐かしかったので、誰かに伝えてみたくなったのです。
『蝶よ花よと』1998/8mm/18min
監督・撮影・出演・編集●栗林忍
撮影●嶋中泰彦、坪倉達明協力●しまだゆきやす、和井内洋介
出演●水野まり、川辺志乃
■女の子は風に吹かれながらお散歩をしているうちに、蝶々様に飛べたら良いと思いはじめます。もう一人の女の子はお花になれたら嫌な事なんか何にも無いのにと思っています。そんな二人が出会い・・・。普通、人が怖く無い事を怖いと感じたり、人が楽しく無いと思うところで楽しいと感じたりする事を--それは、些細な事かもしれないけれど--自分なりに拡大解釈をして、ちょっと人に伝えてみたかったのです。また、仲良くしたいのにいじめてしまう、大切にしたいのに壊してしまったりする、そんな複雑な気持ちの表現と飛ばないものを飛ばしてみたい、動かないものを動かして楽しんでみたいという悪戯心の映像です。
『レッツ・ゴー!!イチゴガール』1999/8mm/18min/カラー
監督・出演・編集●栗林忍 撮影●本田隆一、栗林淳子 かぶりもの製作●川村礼子
出演●中者大、本田隆1、栗林孟史、栗林淳子、栗林朋史、栗林香織
2000年ゆうばり国際ファンタスティク映画祭オフシアター部門審査員特別賞受賞
2000年水戸短編映像祭水戸市長賞受賞
■ある冬の朝、女の子が散歩をしていると謎のイチゴの襲撃に会い、イチゴガールに変身してしまう。彼女は日夜、愛と正義のために戦うが家族の理解は得られない。逆上した彼女は家族全員の虐殺を試みるのだが・・・。変わり者の孤独、愛し合いながらも理解し合えない者たちの哀しみを描く、ブラック・ストロベリー・コメディ。
『柔−YAWARA-』1999/8min/7min/カラー
監督・出演・撮影・編集●栗林忍 出演●栗林きみ 撮影●本田隆一
■栗林きみ85歳、女性、源氏名アキ。辛い事もありました、楽しい事もありました、寂しい時もありました、今、女の人生かけて歌います『柔』。
3《山本浩司デラックス》4作品1プロ(全69min)
『暗黒地帯』1993年/8mm/7min 監督●山本浩司
■初夏の風が快いある日。ラジオを聞いていたカタモギは偶然、謎の電波を受信してしまう。それは、Dr.デメサの地球侵略計画の全謀だった。「なんてこった!」カタモギはデメサの待つ城にたった一人で乗り込んでいく。しかし・・・
『大暗黒』1995/8mm/28min 監督●山本浩司 出演●松本章、熊切和嘉
■201X年、コバルト爆弾によって死の世界と化した地球。マリアント星人・皇帝アラフの奴隷となった人類は地球奪還計画を決行する。「マッドマックス2」「爆裂都市」が実現しえなかった近未来戦争の真髄がここにある!
『BOOMERANG2000』1997/8mm/20min 監督●山本浩司
出演●山本浩司、元木隆史
■激しい怒りと深い哀しみが隔合したとき、人間は途轍もない力を手にする。運命をも変える得たとき、人は人でなくなる。過去を捨てた男が今、その力を手に入れた。
『地球の最後の最初の男』1998/8mm/14min 監督●山本浩司
出演●元木隆史、山下敦弘、山本浩司
■西暦2000年7月27日に決行された侵略戦争。その焼け跡から一巻の8mmフィルムが発見された。そこには戦争の最初の犠牲者となったカズオという人間の最後の一日が記録されていた。
4《和田淳子セレクション》1プロ(42min)
『閉所嗜好症』Claustromania1993/VTR/6min
監督・脚本・撮影・美術・出演●和田淳子
第24回ロッテルダム国際映画祭 光州ビデオ・ビエンナーレ1995
ベルリン・ビデオ・フェスト上映作品
■青森県で育った私。青森では時間を潰すことが出来たが、東京では時間に潰される。「東京的マゾヒズム」に溶けてゆく快感を詩的テンポで表現した。
『桃色ベビーオイル』Peach
Baby
Oil
1995/8mm/16min
監督・脚本・撮影・美術●和田淳子 出演●余語美砂子
青山玲子
オーバーハウゼン国際映画祭1996
ヨーロピアン・メディア・アートフェスティバル1996
メルボルン・フリンジ・フェスティバル1996上映作品
■ワンルームマンションに住む20才になった主人公は少女でいることを夢見つづけるがすでに私は大きくなっていた。エロティックな映像とナレーションが快感を産み出す。
『SHOCKING
PEACH』1996
/VTR/20min
共同監督●白尾一博
■映画「港のロキシー」やミュージックビデオなどの若手キャメラマン、白尾一博との共同監督作品。殺された主人公「マリア」の幽霊が、バラバラになった自分の肉体を捜し歩くファンタジックな実験映画。
5《歌川恵子作品》3プロ
U-A(60min)
『にもの』1992/16mm/B&W/3min 監督●歌川恵子
<五日市映画祭フィルムコンテスト6審査員特別賞>
■自分で自分のお尻を見ようとしていたホモ人形くんは、首が曲がったまんまになってしまった。聞いてないのに話し掛けてくる、ナンセンスなホモ人形くんの愛のお尻報告!
『みみのなかのみず』1993/8mm/36min 監督・主演●歌川恵子
イメージフォーラム・フェスティバル1994審査員特別賞
1994年バンクーバー映画祭招待作品
■耳に入った水の中に恋人が棲んでいると思い込んでいる少女はあるとき思い立って行動に出る。内部の混沌を明かすため、8mmカメラを持って外へと出かけるセミ・ドキュメント。
『超愛人』1994/16mm/21min 監督・原作・脚色●歌川恵子
撮影●高野麻、首藤歩 出演●戸田志津代、佐藤彩子
ぴあ・フィルムフェスティバル1994グランプリノミネート作品
1996年釜山国際映画祭招待作品
■思いを寄せる彼から友達を連れて遊びに来るように誘われた京子。友達のいないルックス・コンプレックスの彼女は街でスカウトした「友達」を連れていくが・・・。女性心理の種明かし、ブラックな笑いが突き刺さる。
U-B(54min)
『カルデラ姫』1994/VTR-16mm/21min
監督・撮影・原作・脚色●歌川恵子、室伏敦子
出演●佐藤彩子
佐野洋介
三辻由起子
1995年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭オフシアター部門グランプリノミネート作品 1996年釜山国際映画祭招待作品
■「デブがもてはやされる時代」だというのに、どうにも時代に乗り切れないおデブのふじ子。チヤホヤされても何故か居心地が悪い。ふじ子はそんな時代に溶け込むべく、体当たりで挑むのだが・・・。
『イタイ夜』
1996/VTR/2min 監督●歌川恵子
<ワンピースプロジェクト参加作品>
■突然かかってきたイタズラ電話。電話の先の見知らぬ男に、に平然と対応する女。姿が見えないので互いに余裕なのだ。そんな二人が繰り広げる、真夜中のイターイお話。
『トライ・ミー』1996/VTR/2.5min 監督●歌川恵子
<ワンピースプロジェクト参加作品>
■あなたは突然部屋の中で踊り出してしまったこと、ありませんか?そんな彼氏の恥ずかしい姿を見てしまった彼女。カップルの行方は如何に??
『恋人百人』1997/8mm/28min 監督●歌川恵子
<山形国際ドキュメンタリー映画祭'97
日本パノラマ部門招待作品>
■いつか見覚えのある風景の中。「髪を洗ってもらう」「靴下をはかせてもらう」など、家族や恋人との愛しくて淋しい日々を綴った「視線の記憶」。
U-C(55min)
『こころのうた』1998/VTR/50min 監督●歌川恵子
<第20回神奈川県映像コンクール入選>
■特別なことは何も無い。日々のなか、いろんなことが少しずつ変化していくことを確かめつつ、ただただ暮らす。家庭用ビデオカメラによって撮影された作者と愛しい者達との「風景」。
『Beautiful
Moments』1999/VTR/5min/ インターフレンド制作 監督●歌川恵子
<1999年エクラン映画祭招待作品>
■ある日の昼下がり、お風呂掃除をしていた女の子が誤ってお湯の入った湯舟に落ちてしまう。半分気絶状態の彼女がふと思い浮かべた「昨日の日」の出来事。途切れ途切れの記憶の中、主人公は徐々に自分の恋心に気がついてゆく。
《ジャンク・ムービー王/なにわ天閣作品》1プロ(50min)
★クソV、あるいはバカ映画の王様と言われ「映画秘宝」のバカ映画大賞受賞者でもあるあの「なにわ天閣」が撮りためた「くだらない」映画の塊。受けるかあきれるかは見る人しだいだが立体映画や匂いの出る映画などから人形アニメやCGアニメなどここまで来れば「観客罵倒」の芸術のようにも見えてしまう。(においカード等配布)
『愛は禁断の香り』1995/VTR/3min
監督●リッチマン丸山、なにわ天閣
『人形アニメーション バットマン』1990/8mm/30sec
監督●なにわ天閣
『四大怪獣・南海の大決戦』1991/VTR/3min
『SUBWAY
JAP』1991/VTR/1min
監督●なにわ天閣
出演●井口昇
『ワルツ』1991/VTR/3min 監督●なにわ天閣
出演●井口昇
『シーズ・メモリー'89〜ミコちゃんの場合』1991/VTR/3min
監督●なにわ天閣
『FILM
DRAG』1991/8mm/1min
監督●なにわ天閣
『長淵剛は二度死ぬ』1991/VTR/2min 監督●なにわ天閣
『人形アニメーション バットマン・リターンズ』1992/VTR/1min監督●なにわ天閣
『想い出のコペンハーゲン』1992/8mm/2min
監督●なにわ天閣
『ケンちゃん宇宙へ行く』1993/8mm/3min
監督●なにわ天閣
『インディペンデンス・デイ』1996/20sec
監督●なにわ天閣
『前科者ブルース』1994/8mm/2min監督●星銀二
『みどりちゃん』1996/VTR/20sec
監督●なにわ天閣
『SPACE
GO』1995/VTR/15min
監督●なにわ天閣
『はじめてのコマ撮り』1997/VTR/40sec監督●なにわ天閣
『飛び出す3D映画』1997/VTR/2min
監督●なにわ天閣
『ひきだしの中のタイムマシーン』1998/VTR/15sec
監督●なにわ天閣
『ドラゴンの朝』1998/VTR/1min
監督●なにわ天閣
『ハロー・キティ』1999/VTR/7min
監督●なにわ天閣
《トラッシュ・クィーン松梨智子》
★『毒婦マチルダ』と『サノバビッチ☆サブ〜青春グッバイ〜』のレイトショー公開とともに女優=監督であり「地下テントろばくん」の代表でもある松梨智子の全貌をここで観る。
『惜しみなく愛は奪ふ』1995/VTR(8mm)/28min
監督●松梨智子
96年夕張ファンタ奨励賞受賞
■何をやってもうまくいかないようこは中学時代の同級生小笠原に求婚された。二人の幸福のため小笠原は大酒飲み選手権で勝利せねばならなくなった。
『男★青春伝説』1996/VTR(8mm)/55min
監督●松梨智子
早稲田映画祭グランプリ作品
■高校生大久保は大学の「男子」映画研究会に入部する。そこでは「童貞」が掟だった。童貞でなくなった者は即刻虐殺される。「男汁」満載の熊切和嘉推薦作品。
『セ・ブ・ン・ティーン』1997/VTR/68min
監督●松梨智子
■高校放送部のDJイサナは先生をレイプしたり級友を退学に陥れたりのやりたい放題。ある日はじめての感情を自覚するが・・・。
『毒婦マチルダ』1998/VTR/69min
監督・主演●松梨智子
■「たけしの誰でもピカソ」で大賞を受賞したあの有名な作品。『トキワ荘の青春』『流れ者図鑑』でも活躍する松梨智子自身がマチルダの生涯を描く。
『サノバビッチ☆サブ〜青春グッバイ〜』2000/VTR/90min
監督・脚本・撮影・出演●松梨智子
■『毒婦マチルダ』で「バカ映画」の女帝とまで言われた松梨智子の最新作。不良高校生のサブとケンは犯罪の末に上京。「本当に正しいこと」を実現すべく過激派学生運動に精進するが…。
『きままちゃんはあんたたちじゃないからのぼるのぼる』
1994/8mm(上映VTR)/106min
監督●金井康史 94年PFF審査員特別賞・観客賞
出演●松梨智子 斗桝仁之 竹内映子、他
■嫌われ者のきままは、友人達が企画した旅行のメンバーに加わろうと様様な作戦を展開する。そして、全て手が尽きた時、目の前にあったのは、作戦途中で入手した、黄色いはしごだった。はしごに誘われるまま上方への旅に出るきまま。はしごはいつ終わるのか?きままちゃんはどこへいってしまうのか!世界初、縦方向ロードムービー!